この歳になって幸せの形は一つじゃないってことに気づいた話

こんにちは、あっさです。

先日たまたま地元に帰る機会があって3日間ほど帰省してました。 わたしの地元は非常に田舎でして、駅降りた瞬間イネの香りがしました。秋だな。

地元にはしばらく帰っていなかったので、知らない間に地元でも結婚している同級生がちらほら。 田舎だから早いのか、世間的にもそういう時期なのかわかりませんが、もうそんなことを考えなくちゃいけない歳になったんだなーとしみじみ。

同級生と久々に再会して気付いたこと

同級生の中でも家がお隣さんだった子が結婚して子供を産んだということで、これが帰省の目的ではなかったのですが、せっかくなので何年振りかにご挨拶へ。(成人式ぶりとかかなあ)

実はわたしの地元はほんっとうに田舎だったので、幼稚園から中学校まで1学年1クラスでずっと同じメンバーで育ってきたんですよねー。 そんな幼馴染のひとりだったのでとても感慨深かったです。ましてやお隣さんということでよく遊んでたし。

彼女は昔から本当に美人で、クラスのかわいい子ランキングでもずっと一位だった子でして、久々に会いましたが出産直後にもかかわらず美しさはご健在でした。

そしてあかちゃんもものすごくかわいかった! 短時間しか会えなかったんですけど、そんな中でもとてもとても幸せそうな彼女を見ていて「いま誰よりも幸せなんだろうなあ」っていうのがひしひしと伝わってきたんですね。

それで改めて「自分の幸せってなんなんだ?」とふと思ったんです。 わたしは母譲りなのか、昔から結婚にあまり良い印象を持っていませんでした。 家が共働きだったこともあって、小さいころからキャリアウーマンになりたかったんですね。

特に生まれ育った地がありえないほど田舎だったので、ドラマとかで高層ビルが立ち並ぶ都会の街中を女優さんが颯爽と歩いているシーンなんかを見ると、そりゃあもうわたしもこうなりたい!!って思いましたね。ていうかなると思ってました。

別に縁がなければ一生結婚しなくてもいいやと思ってましたし、仕事に生きる女こそが自分の理想像だったんです。

女の幸せってなんだ

その考えが変わってきたのは、やっぱり周りの友達がみんな結婚しだしたことですかねえ。 今回もその一つで久しぶりに会った同級生が人妻&ママになって幸せそうなのを見て、 「あれ、結婚と出産って悪くないな?」ってふと思ったんです。

あとは自分が理想としてた働き方とは全く違っていることも一つかもしれません。 現状、スーツで颯爽と駆け回るいわゆるバリキャリ…ではないですからね(笑)

学生のころにはわからなかったんですけど、決してバリバリ働くことだけが自分にとっての幸せじゃないなと思えるんです。 きっとバリバリ働いてたらそれも幸せっていうんでしょうけど(笑) 幸せの形ってどうしても比較してしまいがちです。

今思い返すと、わたしは昔からこの人よりは幸せじゃないけどあの人よりは幸せだろう、と他人の幸せと自分の幸せを比較して生きてきたように思います。 誰かよりは劣っていても、誰かより優れていればそれで良いというくだらない人生でした。 この歳になって仕事を辞めて初めて、そんなに頑張らなくていいんだって思ったんです。

幸せに優劣をつけることって実はものすごく疲れるんですよね。 そういう状態がずっと続くと、この人よりは幸せだ、と思っていた相手が幸せになったとき、一気にそれが嫉妬になってしまうんです。いやーほんとに疲れる。

幸せって人それぞれ、って本当に言葉の通りだと今なら思えます。 昔理想としていた働き方とかけ離れている今、改めて自分の幸せについて考えてみようかなと思ったできごとでしたので記事として残しておこうと思います。

何年後かにはまた違った考え方になっているかもしれません(笑)


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