【Lancers】ライターとクライアント両方経験したからこそわかる残念ライターの特徴

わたしは現在WEB関係の制作会社で働いています。
主にSEOと広告を扱う部署に所属しているので、お客様の会社の知名度を上げるために、WEBを媒体としてお手伝いさせてもらっているといったところですね。
そんなわたしですが、業務のひとつにランサーズを使用させていただくことがあります。
現在ライターとしても細々と活動していますが、実は社内では発注者側としてお仕事させてもらってるんですね。(副業でライターやってることは内緒だヨ☆)

発注者側としてランサーズに関わっていると、ライター側ではなかなか見えない側面も見えてきます。
今回はライターさん向けに、一応両方経験している身として、発注者側のあれこれをお伝えしていきますね!

そもそもどうしてランサーズを使うのか?

わたしが勤めている会社では主にSEO対策に使用するためにランサーズを活用しています。

クラウドソーシング「ランサーズ」

これはライターの方ならある程度の方はご存知だと思いますが、SEO対策のひとつに「被リンク」と呼ばれる対策が存在します。(被リンクについてはまた別記事で)
 

本来であれば社内で、記事を書いて→サイトを作って、といったような一連の流れを完結させることができれば一番良いのですが(コストとかいろいろね)、被リンクサイトというのはある程度の記事数と文字数がなければ上質なサイトとして認識されない可能性が高いのです。
その記事集めを社内でやっていたら正直何人社員がいても足りませんね。そこで活用されるのがランサーズなわけです。

ランサーズには現在すごい数のライターさんが登録されているので、言ってしまえば手っ取り早く記事を集めることができちゃいます。他にも様々なクラウドソーシングサービスは存在していますが、わたしの会社では現在ランサーズのみで運用しています。

タスクでよく見る残念ライター

私が勤めている会社ではランサーズの中でも主にタスク方式で記事を集めています。もちろん単価が安くても限られた文字数の中でとても良質な記事を書いてくれるライターさんもいらっしゃいます。しかし、発注者側として見る限り、意外にも記事そのままじゃ採用できないというライターさんの方が多いんですよね。たとえば次のような感じ。

同じ語尾が続いている

タスクで提出いただく記事のほとんどがこれに該当しています。

一例:
痩せるためにはダイエットが必要です。ダイエットのためにはまず脂肪を落とすことが大切です。脂肪を落とすには筋トレをするのがおすすめです。

極端ではありますが例を挙げてみました。文章の流れとしては一応成り立っているのですが、うーんなんだか文章がつまらない。。。
実は意外にもこういう文章を書かれる方が多いんです。「~します。~あります。~となります」といったように特に「ですます」を繰り返す人がほとんど。
ですます調が指定されているとはいえ、そのまま「です、ます」を繰り返してしまってはどうしても文章が単調になってしまいます。
体言止めや話し言葉といったテクニックを使って文章にリズムを出せると、それだけでも全然違って見えてきますよ。(体言止めや話し言葉については調べてください。爆)

規約や注意点を読んでいない

発注者として一番嫌悪感を抱くのがこれです。大体依頼を出すときは「こういう記事を書いてください」という指示と「こういうことに気を付けて書いてね」という注意点がセットになっています。
しかしこれを読まない人が非常に多い!「注意点を守ってくれないと承認しないよ?」とわざわざ念押ししているのにも関わらず、それでもガン無視してくるライターさんが普通にいるんですよね。

例えばうちで出している依頼だと基本的には『具体的な商品名・個人名・店名の記載は禁止』とさせていただいています。赤文字+下線を引いてまで強調してる事項です。(名前出しちゃうといろいろ面倒くさいから。著作権とか)
にも関わらず、普通に商品名とか店名をぼっこぼこ書いちゃってる人がたくさんいるんですよね。
たとえ400文字くらいの量の文とはいえ、時間を割いて全力で書いていただいた文をこちらもできるだけ拒否にはしたくないのです。
でも商品名とかがばんばん入っちゃってたら、どれだけ素敵な文でも拒否せざるを得なくなってしまうんですよね。悲しみ…。

関係ない文が入っている

大体の人はキーワードに沿った記事を書いてくれるのですが、たまに関係ない文を入れて文字数稼ぎしようとしてくる人がいます。
例えば「こんにちは」から始まり、記事の最初に自己紹介してくる人。これ結構います(笑)正直被リンクサイトにあなたの自己紹介載せてもなんのメリットもありません!記事を書いてくれた人のプロフィールはきちんとランサーズ上でチェックしているので、記事に盛り込まれても削除するのみです!ごめんなさい!

あとは文の一番最後に「以上です。」と一文つける人。記事の流れでつけた方が良いものもあるとは思うんですが、基本的に最後の一文として使う機会はそんなにないと思います。
文字数稼ぎと思われることもあるので、できれば不自然な一文はつけない方が良いでしょう。

と、まあタスクに関してはこんなところでしょうか。
さて、これを見てあなたはどう思いましたか?

わたし当てはまってたわ。という人、こういうライターいるんだ?と思った人、様々でしょうか。

 

ここまでお話してきましたが、あくまでもわたしの所属している会社のやり方です。一概にこれが正解!というわけでもないのであくまでも参考程度にしていただければと思います。

 

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